川崎 通夫 (Michio Kawasaki)
◎ 略歴
1989年3月 横浜平沼高等学校 卒業
1994年3月 玉川大学農学部農学科 卒業
1996年3月 茨城大学大学院農学研究科(修士課程)修了 修士(農学)取得
1999年3月 東京農工大学大学院連合農学研究科(博士課程)修了 博士(農学)取得
(学位授与式にて答辞を務める)
2001年1月〜2007年3月 名古屋大学大学院生命農学研究科 助手
2006年4-9月 愛知教育大学教育学部 講師(兼任)
2007年4-9月 愛知教育大学教育学部 講師(兼任)
2007年4月〜2009年2月 名古屋大学大学院生命農学研究科 助教
(職階制度改定による配置換)
2008年4-9月 愛知教育大学教育学部 講師(兼任)
2009年3月~2015年9月 弘前大学農学生命科学部 准教授
2009年6-9月 愛知教育大学教育学部 講師(兼任)
2009年8-9月 愛知教育大学大学院教育学研究科 講師(兼任)
2009年10月〜2020年3月 岩手大学大学院連合農学研究科 准教授 (兼任)
主指導教員資格取得
2010年6-9月 愛知教育大学教育学部 講師(兼任)
2011年6-9月 愛知教育大学教育学部 講師(兼任)
2012年9月 愛知教育大学教育学部 講師(兼任)
2013年4-9月 愛知教育大学教育学部 講師(兼任)
2015年8-9月 愛知教育大学教育学部 講師(兼任)
2015年10月〜2020年3月 弘前大学 准教授 教育研究院自然科学系、
弘前大学農学生命科学部 専任担当 (改組による配置換)
弘前大学教育研究院教員養成部門 構成員
2018年7月 岩手大学大学院連合農学研究科 主指導教員資格 再審査合格
2020年4月〜 摂南大学農学部 教授 現在に至る
2024年4月〜 大阪工業大学 兼担教員 現在に至る
◎ 主な研究テーマ
1. 作物における収穫対象物の成立機序に関する研究
ナガイモ、ヤマノイモ(自然薯)、サトイモ、ジャガイモ、サツマイモ、キクイモなどのイモ類、イネやトウモロコシなどの穀類、ダイズなどの豆類を中心とした「食用作物」が主な実験材料となります。これら農作物に貯蔵される様々な物質の合成・蓄積メカニズム、並びに、貯蔵器官・組織の構築の仕組みなどについて研究を行ってきました。
2. 作物における環境ストレス障害発現および環境応答に関する研究
イモ類、イネ、およびダイズなどを用いて、塩、酸性土壌(アルミニウム)、高温、低温、高CO2などの、環境ストレスによる障害発現、並びに、環境応答に関わる機能形態と生理メカニズムについても研究して来ました。
3. 地域農業に関わる作物の作物学的研究
青森特産のナガイモ、青森県在来のエダマメ「毛豆」、青森県育成水稲品種など用いて、現場課題、諸種の形質解析やブランド化など地域資源活用に関する研究も地域貢献活動の一環として取組んできました。
現在は、大阪においてキクイモ等の生産性と品質の向上、並びにブランド化に関する研究も進めています。
これまでの研究活動などの詳細については、摂南大学の「研究者総覧」をご覧下さい。→
農業ドローン技術認定証明書(オペレーター/SPECIALIST)、および、ドローン操縦士 の2つの資格を取得しました。
農業生産学科ではドローンを使った実習も行っています。
執筆に関わりました2022年に出版された書籍です。
執筆に関わりました2024年に出版された書籍です。
◎前職以前における主指導教員として担当した学部・大学院の学生の進路先(参考)
名古屋市職 2名、(株)東洋新薬、千葉県職、(株)サカタのタネ、名古屋大学大学院生命農学研究科博士課程前期課程(進学)、JA愛知経済連、日本デルモンテ(株)、和歌山県職、北海道大学大学院博士課程前期課程(進学)、茨城県農業協同組合中央会、岩手缶詰(株)、新岩手農業協同組合、(株)山本製作所、(株)丹波屋、山崎製パン(株)、京都大学大学院アジア・アフリカ研究科博士課程前期課程(進学)、北海道職、(株)システムハウスアイエヌジー、(株)バロー、(株)河北新報社、(株)データーベース、野村證券(株)、ふらの農業協同組合、十勝農業協同組合連合会、オホーツク網走農業協同組合、青森県職 (農業系)2名、Bangladesh Jute Research Institute、弘前大学大学院農学研究科修士課程(進学)、(株)シジシージャパン、東北大学大学院農学研究科博士前期課程(進学)、A R Malik Seeds Pvt. Ltd.、関東東北産業保安監督部東北支部、宇都宮市職、就農、奈良県立医科大学 etc.
◎前職における博士課程での主指導実績(参考)
これまで4名の博士課程留学生の主指導を行い、その全員が修了し、博士(農学)の学位を取得して母国等で活躍しています。
◎ 本学内の運営活動
・農学部教務委員会委員 (2020~2021年度)
・自己点検評価委員会委員 (2020~2021年度)
・農学部将来構想検討ワーキンググループメンバー (2020〜2021年度)
・農学部Web授業サポートチームメンバー (2020〜2023年度)
・農場運営委員会委員 (2020年度〜現在)
・農業生産学科のスマート農業機器・器材の導入・管理・運営に関する実務者 (2021年度〜現在)
・農業生産学科ホームページ(special site)作成チームメンバー (2022年度〜現在)
・農学部将来構想検討委員会委員 (2022年度〜現在)
・学科PC管理者 (2022〜2023年度)
・農業生産学科カリキュラム編成検討ワーキンググループメンバー(2022〜2023年度)
・その他 全学の委員会委員 (2022年度〜現在) など
◎ 所属学会と学会に関する運営・社会活動
・日本作物学会
(学生の頃より在籍している愛着のより深い学会。日本の農業・農学に古くから貢献してきた学会です。フィールドから微細構造・遺伝子に至るまで、幅広い領域の研究が展開されています。)
英文誌編集委員会 Technical editor (2004~2005年)
日本作物学紀事企画ワーキング(連載ミニレビュー)幹事 (2004~2005年)
ミニレビュー企画委員 兼 幹事 (2006~2007年度)
第223回講演会 座長 (講演の一部について担当) (2007年)
広報委員会委員 (2008~2011年度)
第234回講演会 座長 (講演の一部について担当) (2012年)
和文雑編集委員会委員 (2010〜2012年)
和文雑編集委員会 部門編集委員 (2012〜2017年度)
第241回講演会 座長 (講演の一部について担当) (2016年)
会計幹事(2016〜2017年度)
評議員(2016〜2019年度)
会計監査員 (2018〜2019年度)
英文誌編集委員会 Senior editor (2018〜2019年度)
財政および法人化検討ワーキング 委員 (2020〜2021年度)
海外交流推進委員会委員 (2020年〜現在)
和文誌編集委員会 部門編集委員 (2020年度〜現在)
法人化検討委員会委員 (2022〜2023年度)
一般社団法人 日本作物学会 監事 (2023年3月〜2024年3月)
・日本作物学会東海支部会(2001〜2008年度に所属)
日本作物学会東海支部幹事 (2002〜2008年度)
日本作物学会東海支部会会計監査 (2008年度)
・日本作物学会東北支部会(2009〜2021年度に所属)
日本作物学会東北支部会第55回講演会 座長(講演の一部について担当) (2012年)
日本作物学会東北支部会第56回講演会 座長(講演の一部について担当) (2013年)
日本作物学会東北支部会第57回講演会運営委員会 委員長 (2014年)
日本作物学会東北支部会第58回講演会 座長(講演の一部について担当) (2015年)
日本作物学会東北支部会評議員 (2009〜2019年度)
日本作物学会東北支部会第60回講演会 座長(講演の一部について担当) (2017年)
・近畿作物育種研究会(2023年度〜)
評議員(2024年度〜現在)
会計監査員(2024年度〜現在)
・日本顕微鏡学会
(日本電子顕微鏡学会が前身。顕微鏡や観察手法の開発、顕微鏡を用いた研究など、‘観る’ことに対して情熱に満ちた学会です。)
電子顕微鏡技術認定委員会委員 (2014年度〜現在)
第26回電顕サマースクール講師 (2015年)
日本顕微鏡学会第72回学術講演会 座長(講演の一部について担当) (2016年)
第28回電顕サマースクール講師 (2017年)
和文誌編集委員会委員 (2020年度〜現在)
書籍「新 電顕入門ガイドブック」を刊行 (国際文献社 発行) (2022年)
◎ 近年の科学研究費補助金
基盤研究C (研究代表者) 2018-2020年度
基盤研究C (研究代表者) 2021-2024年度